語彙がヤベぇしかないヤンキーを哲学で悟りに導く「放課後の哲学さん」単行本化

「放課後の哲学さん」

渡辺伊織「放課後の哲学さん」の単行本が、本日1月30日に竹書房より刊行された。発売を記念してCOMIC ZIN、とらのあなでは購入者に特典のイラストカードを配布。詳細は各店で確認を。

「放課後の哲学さん」は、チヤホヤされるため知的なお嬢様キャラを貫いている女子・染井千草が、語彙がほぼ「ヤベぇ」しかないヤンキー男子・恵比澤銀平の自分探しに付き合い、付け焼き刃の哲学で彼を諭していく学園コメディ。お嬢様設定をより強固なものにできないかと考えた千草は、「どうせなら私もあの桜のように美しく散りたいな……」と薄幸の美少女キャラの真似をしているところを恵比澤に見つかってしまう。本気で彼女の体が悪いと勘違いした恵比澤は「なんかヤベぇノリでヤベぇこと言ってたけどどっかヤベぇの?」「マジでヤベぇなら聞くけどここじゃヤベぇかな」と「ヤベぇ」を連呼。キャラ作りの練習という恥ずかしい場面をごまかすため千草が彼に哲学を説いたことから、2人の関係が始まる。